2023/03/28 19:04

「どうして私はおしゃれなんでしょうか?」(のどか 著)を読みました。
この本には、「白Tシャツ」、「ボーダーTシャツ」、「ジーンズ」、「黒ニット」という、誰でも持っているアイテムを使っておしゃれになる方法が書かれていました。なかでも白Tの着こなしについてはとても勉強になりました。
「白Tは着ると全部が今っぽくなる。」白Tはどんなコーデにもスポーティーさを足してくれて、白Tがあるだけで今っぽくおしゃれになれるそうです。
例えば、ジャケットにブラウスだと入学式の保護者になりますが、白Tを合わせると、たしかに全体にスポーティーさが生まれてセンス良く見えました。
また、この本でいちばん勉強になったのは、白Tがコーデの「つなぎ」の役割をするということです。
フェミニンなスカートや、派手な色のスカートに白Tを合わせると、派手さとスポーティーさが中和されてぐっとおしゃれになります。
柄と柄を合わせるのは一般にタブーというか難しいですが、今はそれをするのがおしゃれ上級者なのだとか。ストライプやチェックといった違う柄でも、暖色・寒色など色の系統を合わせておけば一緒に使えるそうで、そのとき必ず白Tをつなぎにするのが技なのです!違う柄同士が、白Tによってうまくつながれて、全体がおしゃれにまとまります。
青と黄色など「補色」のコーディネイトもおしゃれですが、その時も必ず白Tをつなぎにすると、全体がうまくまとまります。
シャツワンピを羽織として着る時にも、インナーは白Tにします。タンクトップやキャミソールだと下品になりがちですが、白Tならヘルシーな印象でおしゃれになります。
白Tをコーデのつなぎとして使うという発想は今までなかったので、目から鱗でした。
また、白Tの袖を少しまくるとおしゃれ上級者感がすごい、ということも初めて知りました。ちょっとまくるだけでこなれた感じになるし、袖口との対比で腕が細く見えるそうです。今年の夏はぜひやってみようと思います!
男性の場合。短パンには「きれいめ」の白Tを合わせるとおしゃれに見えるそうです。「きれいめ」とは、生地につやがあってサイズが大きすぎないもので、ユニクロのスーピマコットンTシャツがおすすめとのこと。私の夫もこのTシャツを持っていますが、確かに生地に高級感があります。そして、短パンスタイルには帽子、メガネ、バッグなどの「小物」が必須。小物がないと、小学生の虫捕りになってしまいます。
この「小物テク」は白Tにデニムというシンプルコーデでも同じで、メガネや帽子があるだけで段違いにおしゃれになるそうです。
また、男性は「きれいめの白Tに黒のテーパードのボトムス」が王道のかっこよさ!とのことなので、我が家のたいしておしゃれに興味のない夫の服選びの参考にしたいと思います。
白Tは、女性のコーデなら全体をまとめてくれる名脇役に、男性のコーデなら主役になるのですね。白Tを上手に使えば、今よりちょっとおしゃれになれる気がします。