2023/02/14 14:08
年齢を重ねるにつれ、自分の洋服の着こなしが「うーむ。なんかちがう…。」と思うことが多くなりました。デザインが気に入って買った服を着てお出かけしても、お店の窓ガラスに映る自分がぜんぜんステキじゃなくて、もう家に帰りたくなるようなこともしばしば。
そんな時、友人から「骨格診断」のことを教わりました。ネットで調べてみたら、もうプロに見てもらうまでもなく、私はまんま「ウェーブ」だと分かりました。
私は「ナチュラル」が似合うとされるゆったりシルエットが好みなのですが、小柄で華奢な私は、服に着られている感が否めませんでした。でも「ウェーブ」を意識した服装に変えてみると、背が高く足も長く見える。全体のバランスがすごく良いのです。
「好き」と「似合う」は違うんですね!今では洋服選びが楽になったし、なにより「好みだけど自分には似合わない服」を買う失敗が少なくなりました。
『着るだけできれいに見える服がある(大人の着こなし研究所 著)』によると、Tシャツでさえ、骨格によってうまく着こなせるもの、避けたほうが良いものがあるのだそうです。
誰しも必ず持っていて、着る機会の多いTシャツだからこそ、自分の骨格にあったスタイリングを知っておくことで、「なんだかしっくりこない日」をなくすことができるかも。
骨格タイプ別に似合うTシャツをまとめてみます。
<ストレート>
深めのUネックやVネックを選ぶと、首元がスッキリ!
肉感を拾わず、フィットしすぎない、適当に厚みのある生地を選びましょう。
肩ラインはピッタリで二の腕を隠す袖丈が着やせポイント!
着丈は、腰骨にかかるぐらいの普通丈が似合います。
とにかく、シンプルでベーシックなTシャツがいちばん。
トップスがベーシックだからこそ、ボトムスにカラーパンツを持ってくるとバランスが取れます。
ベーシックな印象のお洋服にはナチュラルテイストの小物が合います。
<ウェーブ>
とろみのある生地が柔らかい印象の体格によく合います。
色かデザインで薄い上半身をカバーしましょう。
ブラウジングしてウエストを印象付けるとバランスが良くなります。
袖口が広めのTシャツは、腕を細く見せてくれます。
デニムに合わせるなら、揺れや曲線をイメージした柔らかいデザインのシャツを選ぶと垢抜けます。
エナメルやチェーンの小物使いで光を足しましょう!
<ナチュラル>
服の中で身体がおどるような、たっぷりゆったりシルエットがよく似合います。
デザインは、身体の線を拾わないもので、肩線が落ちて袖周りがゆったりしたものが女性らしい印象を与えてくれます。
前タックで立体感を足すのもGOOD!
綿のTシャツがいちばん似合いますが、化繊ならダークカラーで厚みのあるポリエステルがおすすめ。
全体に布の面積が大きいので、大きめのアクセサリーやバッグでバランスを取りましょう。
同じTシャツでも、こんなにタイプがあって似合うものが違うんですね!
書いていて再認識したのは、やっぱり私はナチュラルの服装が好きだわ…ということ。でも、「好き」と「似合う」は違うからね。似合わないけれど「好き」を貫いて好きな服を着るか、「似合う」を最優先に洋服を選ぶか。悩ましいところです。