2023/02/14 14:14
引用:https://narufactory.shop/html/page105.html
ボーダーTシャツといえばカジュアルウエアの代表格。誰でも一枚は持っているのではないでしょうか。
個人的に、ボーダーTシャツには苦手意識があります。まずコーディネイトが簡単なようで難しい。
私のような凡人は、パリジェンヌがよく着ているように(勝手なイメージ)どうしてもカジュアルなデニムと合わせたくなるのです。ここにパーカーやスニーカーが加われば…あれっ??パリジェンヌはどこへ??そこにいるのは紛れもなく、生活感あふれるおばさんです。
以前、ボーダーTシャツにデニムという「我流パリジェンヌコーデ」で夫と大型スーパーに行ったところ、途中ではぐれてしまって、なかなか会えなかったのですね。夫が言うには、あっちを見てもこっちを見てもボーダーTシャツの女性がいたから、まさに「ウォーリーを探せ」状態で、私を見つけられなかったそうです。
特におしゃれでもないくせに没個性は嫌だ、という自意識過剰でワガママな私は、それ以来なんとなくボーダーTシャツを手に取らなくなりました。
それが、この前『着るだけできれいに見える服がある(大人の着こなし研究所 著)』を読んでいたら、ボーダーTシャツのページがあり、骨格タイプに合わせたおしゃれな着こなしに目が釘付けに。
骨格ストレートは、適度に厚みのあるコットン生地で、VネックやボートネックのボーダーTシャツに、テーパードパンツやタイトスカートを合わせていて、赤のバレエシューズがまさに私のイメージするフレンチシックな装い。
骨格ウェーブは、線の細いボーダーTシャツをロング丈スカートにインして、フラットシューズが今っぽい。ソフトな素材で、胸元から下だけにボーダーがあるTシャツと、ハイウエストのスカートの組み合わせもとても上品です。
骨格ナチュラルは、個性的な多色使いのボーダーTシャツにデニムのクロップドパンツ。身体の枠を生かしたボーダーの太いTシャツに白のワイドパンツも私の好みドンピシャです。
そして、どのコーデもパンプスやヒール、サンダルと合わせているところを見ると、スニーカーはご法度のようです。
ボーダーTシャツをカジュアルだけでまとめると、まさに「そのへんのおばさんコーデ」だけれど、スカートやキレイめのボトムス、靴、ベレー帽やカンカン帽と合わせると、カジュアルなはずのボーダーTシャツがなんと素敵にこなれて見えることか。
「かっちりだけどあえてボーダーTシャツで抜け感を出してるのよ感」がプンプンして、いかにもおしゃれ上級者です。これなら、スーパーで夫に見失われることもないはず!
春になったら、もう一度ボーダーTシャツに挑戦してみようかなぁ。