2023/06/07 20:45
こんにちはMです。いいお天気が続いてますね。Tシャツもよく乾くことでしょう♪
前回の記事で綿の歴史をたどった際に、藍染の話がチラリと出たので今日は藍染の歴史について調べてみました。
藍染に使われている藍は、一説では人類最古の染料ともいわれているそうです。
日本へは約1500年前、奈良時代に中国から朝鮮を経て伝えられたとされているそうです。
前回綿の話が出た際に、(藍によく染まるという特徴を持っていたため、綿とともに藍染も広まるようになりました。)という一文がありましたが、藍は平安時代までは主に上流貴族が身に着ける高貴な色とされていました。
藍染製品が庶民の間でも広まったのは江戸時代に入ってからです。
江戸時代の庶民は華美を禁じられていたこと、そして木綿糸の量産により、着物や作業着、のれんにのぼり、そして生活雑貨に至るまで、あらゆるものに用いた製品が盛んに作られていたそうです。
江戸時代の隆盛期以降、藍染禁止令が発令されたり、また日本が近代化するにつれ、かつて藍染を用いていた着物から洋服へと変化し、安価な合成染料の需要が増え、藍染製品のニーズは減少したりと、藍染にとっての危機がたびたび訪れているそうです。
しかしそんな中にあっても、全国の藍染職人が伝統や技術を受け継ぎ、藍農家がしっかりと藍の種を守ってきたことで、現代でもその伝統的な藍染を楽しむことができているのです。
いやあ、深い歴史のある深い色の藍染のTシャツが欲しくなりますね。
伝統技術は廃れていきやすいものですが、これからも藍染の製品が続くように
購入やこうしてブログに上げることで応援していきたいですね。
以上Mでした。
https://www.hanten.jp/column/aizome/indigo1