2023/09/06 23:36
Tシャツの起源を知ってますでしょうか?
アメリカから広まったと私はそう思ってたのですが、実は違ったそうです。
Tシャツの始まりは19世紀、イギリスまたはドイツが始まりと言われています。
はじめはアンダーウェアとして誕生したそうです。(日本でも丸首肌着として定着したそうです。)
フランス海軍の白色木綿下着をアメリカ兵が気に入って持ち帰り、世界規模で普及しました。
第一次世界大戦中、アメリカ軍兵士がヨーロッパ軍兵士(フランス海軍)が着ていた、綿素材のアンダーウエアを真似て作ったというのがTシャツが広まる、始まりだと言われています。
1939~1945年に米国陸軍の公式肌着として採用。
それまで、アメリカ軍兵士は重くて厚いウール素材の制服を着ていましたが、ヨーロッパ兵士達の着る綿素材のアンダーウェアを真似して作ってみたところ、ウールとは比較にならない快適さに驚いたそうです。
そこで、兵士達はこれを制服にしてくれるよう軍に頼み、第二次世界大戦では米軍の一般的な肌着として普及しました。
Tシャツは戦争中では、タオル、 防塵防煙マスク、帽子、白旗と、多くの目的を果たすことから万能シャツとして着用されました。
それまで白が定番だったものの、軍使用のためカーキ色も用いられました。
第二次世界大戦後、Tシャツは民間にも普及していきます。
戦後、復員学生を中心にTシャツ一枚で着ることが流行りTシャツがトップスとして定着。
軍隊の象徴として見られていたTシャツは、戦後は帰ってきた若い兵隊たちが日常でもTシャツを着こなしたことによって一般的にも広くTシャツが普及し、さらには国家の要人まで広がりました。
当時のアメリカ社会の「社会の階層」の差を問わず、アメリカの開放を示す、「民主主義のシンボル」として定着していきました。
もともとは第一次・第二次世界大戦中に海軍が使用したことで広まったTシャツですが、戦争が終わって世界各地にて広まると有名な俳優や作家、アーティストといった著名人らがこぞって着用するようになりました。
特に映画のワンシーンで使われているTシャツの着こなしは多くのファンを虜にし、その影響もあってTシャツは飛ぶように売れたそうです。
その代表の映画をピックアップしてみました。
○ 1951年の映画『欲望という名の電車』
○ 1955年の『理由泣なき反抗』
他にも影響されたあろうことを色々と書きたいんですが、長くなったのでまた次のブログに書こうかと思います。
アメリカからだと思ってたのに意外でした。
やっぱり最終的には有名な俳優などが着用すると流行するんですね。
今と変わりないなーと思いました。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
また次のブログを読んでくれたら嬉しいです。
映画も気になったらぜひ見てください!