2023/09/06 23:46
夏真っ盛りですね。筆者は甲子園に毎日胸を熱くしています( ;∀;)
球を一生懸命追いかけて、敗けに涙し、勝てば飛び上がって抱き合う。
観てる側にこれだけ感動を与えてくれるものもそうないのではないでしょうか。
夏の香りといえば甲子園が真っ先に思い浮かびます。
今年、プロ野球にも甲子園のような香りを感じることができました。
まだ記憶に新しい日本中が熱狂したWBC(野球世界一決定戦)です。
普段のペナントレースではみられない、選手の緊張感がこちらまで漂ってくる熱戦の連続。
優勝の瞬間の大谷とトラウトの対決は漫画を目の前でみているようだったと選手たちに言わしめました。なぜ漫画なのか?詳しいことはここでは割愛しますが
筆者もあまりの劇的な展開に鳥肌が立ちました
ひたすらに、選手一人一人が野球を大好きなただの少年のようになって
お互いをリスペクトしつつ一生懸命プレイをしている
その姿は日本中を興奮と感動で酔わせてくました。
本題に入りまして、WBC後のプロ野球ですが、選手たちも
様々な影響を受けたようで…
WBCに一緒に出場してお互いの実力を認め合った二人の選手がいます
巨人の岡本和真と横浜の牧秀悟です。チームの大黒柱4番であり、三冠王をとれる位置にいて、仲良しでもあり、ライバルでもあります。
試合前に行われる、監督に推薦された8人がホームランの数を競い合う
ホームダービーで二人共に出場しており
岡本がユニフォームをめくった下にはなんと!!
牧の迫力ある?ドアップのTシャツが!
驚きますよね。実はこのTシャツ、横浜のファンが客席で着ていたのをみかけた岡本が
牧本人に頼み込んでもらったTシャツなのだとか。
このホームランダービーの結果は、岡本の優勝でした。
ダービー後のインタビューでは、
「内側から力がでました」と答えた岡本。
球宴で周りを盛り上げるのも目的だったかもしれませんが
いやいや、インタビューでの言葉は実感がこもっていると私は思いましたよ!
今の実力を手に入れる為の苦労を一番分かっているのは自分自身。
そんな自分と対等、またはそれ以上の力があるライバルの凄さは理解できすぎるのです
すぐ側に感じられたら、リスペクトと同時に負けたくないという
思いがふつふつ沸き起こってくるのではないのでしょうか?
優勝の原動力の一因になったのは間違いありません。
スポーツ選手はゲンを担ぐので、結果を出した岡本は
今もペナントレースでこっそりTシャツを着こんでパワーをもらっているかも
しれませんね。
リスペクトを着こんで力をもらう。こんな使い方もできるのだと、岡本の発想力に
感心させられたニュースでした。