2024/01/11 18:13
Tシャツの素材といえば、コットン、リネン、ポリエステル、ナイロン、ポリウレタンが主流ですが、世界には他にも驚きの素材でできたTシャツが存在しています。 【1】大豆の繊維でできたTシャツ
https://terratela.com/products/soybean-t-shirt
豆腐を作る時に出る「豆のさや」とリトアニア産の麻をブレンドした繊維でできています。同じブランドで、ユーカリや海藻、トウモロコシの繊維が混ぜられたTシャツも販売されています(約13,900円)。
https://www.boody.co.jp/products/downtime-lounge-top
竹から作ったレーヨンを68%使ったTシャツ。竹は中国でFSC認証を受けた竹林で育ったもの、綿は認証済みオーガニックコットンです。私も愛用しています。レーヨンは若干乾きにくいのが玉に瑕ですが、しっとり柔らかい肌触りは一度使うとやめられません(4,900円)。
【3】ユーカリ、海藻、廃材からできたTシャツ
https://vollebak.com/products/wooden-t-shirt?variant=40391369687129
ユーカリと海藻の繊維で作った生地に、廃棄された材木(家具、紙、床材)から作った黒い染料を使って染めています。ユーカリは持続可能な方法で管理された森で採れたもの、海藻は北大西洋のフィヨルド産です。このTシャツは6ヶ月で生分解され、環境を汚染する毒素も排出しません。黒い染料は大気中の二酸化炭素を吸収する性質があり、大気汚染の予防になります(約18,100円)。
https://vollebak.com/products/ceramic-t-shirt-black-edition?variant=40009632579673
航空機エンジンやミサイルのセラミックを再利用し、10万ものセラミック粒子が埋め込まれています。石や木などで引っかいても破れない、非常に摩擦に強い素材。しかも、軽くて吸水性・速乾性に優れています(約21,000円)。
【5】炭素繊維でできたTシャツ
https://vollebak.com/products/carbon-fibre-t-shirt-black-edition-1?variant=39969626062937
一枚につき120メートルの炭素繊維を使用しています。直径0.005ミリの炭素繊維を絡み合わせて糸にすることで、鉄と同じ強度を実現しました。しかもソフトで伸縮性があり、吸湿性が高く着心地が良いそうです(約21,000円)。
【6】微生物と藍のDNAで染色されたTシャツ
https://vollebak.com/products/dna-t-shirt-blue-edition
遺伝子操作された微生物と藍のDNAから生まれた青い染料で染められています。藍の木のDNAを、自動再生する微生物の中に埋め込み、水・砂糖・イースト菌・廃棄物などを与えて発酵させることで独特の青い染料ができます。与える砂糖の種類によって微妙に色合いが変化するのが面白い(約15,900円)。
【7】セラドナイトで染色されたTシャツ
https://vollebak.com/products/mineral-polo-celadonite-edition?variant=40491993595993
数億年も前から地球が作り続けている鉱物、セラドナイト。太古の昔より、洞窟の壁画に用いられている緑色の顔料です。こちらはイタリア産のセラドナイト粉のみを使って染色されたTシャツです(約18,100円)。
【8】アーモンドの殻で染められたTシャツ
https://vollebak.com/products/plant-dyed-t-shirt-almond-edition?variant=40648370454617
廃棄されるアーモンドの殻を使って優しいアーモンド色に染めたTシャツです。一枚のTシャツを染めるのに150個のアーモンドの殻が使われています。アーモンドの殻には繊維を柔らかくする効果も。スペイン産アーモンドをポルトガルで染めています(約15,900円)。
こうやって見ていると、一枚のTシャツに限りない可能性を感じずにはいられません。この瞬間にも、様々な素材から新たなTシャツが生まれているかもしれませんね。まさに、世界は選択肢であふれている!「私のTシャツはこれでなきゃ」という運命の一枚に出会ってみたいものです。