2024/03/04 18:15
最近は世の中の移り変わりを顕著に感じる気がします。 例えば「競馬」「麻雀」といった遊び。 数年前ならギャンブルとして悪いイメージを持っていた方も多いはず。 では「競馬→ウマ娘」「麻雀→Mリーグ」と置き換えたらどうでしょう。 これだけで一気に好印象に変わるような気がします。 筆者はどちらも昔から好きなので、 現代なら競馬や麻雀が好きであることを、 あまり恥ずかしがらずに言えるようになったと感じています。 それだけメディアへの露出のさせ方ひとつで、 物事の見方が180度変わる世の中になったんだと実感しています。 これはいいことばかりではないんでしょうがね。 今回はその中で競馬にスポットを当てて記事を書きたいと思います。 ウマ娘の影響で競馬を始められた方も多いので、 競馬=中央競馬(JRA)というイメージが強いと思います。 中央競馬のレースは注目度や賞金も高いので、 こちらについて見聞きされる場面は多いかと思います。 一方でJRAとは別に地方競馬(NAR)という組織も存在しており、 北は門別・帯広、南は佐賀まで全国15箇所に競馬場があります。 「競馬」という競技から見れば地方競馬と中央競馬に大きな差はありません。 ざっくり挙げれば下記のような違いがあります。 ①レースのほとんどがダート(砂)のコースで行われる ②平日や夜(ナイター)など幅広い日時での開催がある ③レースの賞金や競馬場の大きさなどは中央競馬と比較すると小規模 他にも色々ありますが割愛。 とても血統のいい馬や高値で取引されるような競走馬は、 基本的には中央競馬を目指すことになるので、 やはりメディアの露出やレベル面でも中央競馬の方が上と言えます。 しかし地方競馬出身ですがハイセイコー・オグリキャップ・メイセイオペラ・コスモバルクなど中央、さらには海外でも大活躍した馬も多数いるので、 地方馬が中央馬を倒す、という構図もロマンがあって面白いところです。 今回はそんな地方競馬のなかで、 一つ「歴史を創った」…そんな面白い競走馬をご紹介します。
その馬の名前は「フジノウェーブ」。
聞いたことない…という方がほとんどかと思われます。
しかし、結構すごい競走馬なんです。
東京の品川区に存在する大井競馬場という地方の競馬場があり、
そこで2010年から「東京スプリング盃」という重賞(大きなレース)が開催されました。
その記念すべき第一回を制した馬が「フジノウェーブ」でした。
この時フジノウェーブの年齢は8歳。
平均寿命等から考えると人間の1歳が競走馬の5歳くらいなので、
大体40歳前後でこのレースを制したことになります。
人間の世界で考えれば陸上競技で40歳前後の人が、
短距離走で優勝した、と考えればなかなかすごいことだと思えます。
しかしフジノウェーブが歴史を創ったのはこの先。
なんとフジノウェーブはここからこの東京スプリング盃を四連覇してしまうのです。
四連覇した際にはすでに11歳。
人間で言えば50歳の半ばくらいでしょうか。
新しく創設されたレースを、
なかなかの高年齢で、
四連覇してしまった…。
これは当時でもかなり話題になりました。
そして四連覇後の2014年、
この東京スプリング盃は「フジノウェーブ記念」として名称が改められることになります。
まさにフジノウェーブの為のレースですもんね。
そういった意味で「歴史を創った」馬、と言っても過言ではありませんよね。
さてここから本題。
今年のフジノウェーブ記念がこの記事を書いている2/28に行われます。
おそらく記事がアップされるタイミングではレースは終わっています。
ごめんなさい。
そのフジノウェーブ記念のキャンペーンとして、
主催者の東京シティ競馬から、
オリジナルジャンパーとTシャツのプレゼントが行われました。
デザインはこんな感じです。
バックプリントはフジノウェーブが制したレース名ですね。
シンプルなデザインですが、
こういうTシャツってさっぱりしたデザインがかっこいいと思う派なので、
個人的にはめちゃくちゃいいと思っています。
こちらは東京シティ競馬の公式Xでフォロー&リポストにて、
応募が可能なキャンペーンなのですが…2/28が締め切りでした。
三々九度ごめんなさいです。
ということで今日はTシャツのご紹介というのを隠れ蓑に、
がっつり競馬のお話を書かせていただきました。
個人的に「自分が面白くないものは見る人も面白くない」と思っているので、
どうしても自分が書きたいもの、というエゴが勝ってしまっております。
ご容赦くださいませ。
《引用元》
https://www.tokyocitykeiba.com/guide/events/detail/7985/