2024/03/21 17:48
2024年3月3日に行われた東京マラソンで、「限定スーベニアTシャツ」の一部にスペルミスがあることが発覚。オフィシャルパートナーのアシックスがホームページに謝罪文を掲載しました。 Tシャツのデザインはマラソンコースが描かれた東京の地図で、ゴール地点を示す「FINISH」の文字が「FUNISH」になっていたのです。このTシャツは返金対象となっています。 キーボードのIとUは隣同士だから間違えちゃったのは分かるけれど、こんな単純な間違いが製品になるまで誰にも気づかれなかったというのは本当に不思議です。「こんなところが間違っているはずがない」という思い込みでしょうか。人間のすることって面白いですね。 消費者からは「FUN(楽しい)とも取れるので、いいと思う!」「逆にこれが欲しい!」といった好意的なコメントも多く寄せられたそうです。 スペルミスTシャツといえば、ロックバンドKISSの2019年ツアーで販売されたTシャツが、都市名のスペルを間違えたまま50ドルで販売されていたというニュースもありました https://www.wlwt.com/article/kiss-sells-cincinnatti-t-shirts-at-cincinnati-show/28868657
オハイオ州シンシナティの「Cincinnati」に「Cincinatti」と、Tを一つ多くつけてしまったのです。
スパゲティ(spaghetti)と同じ感覚で、シンシナティにもTを2つ付けたくなっちゃう気持ち、よく分かる!
こちらはさすがにアメリカ。もちろん返金はなく、主催者は「これでこの公演は忘れがたいものになった」と自信たっぷりな謎のコメントをしています。
さて、東京マラソンやKISSのツアーTシャツは「うっかり間違えてしまった」ものでしたが、「わざと間違えている」Tシャツもたくさん販売されています。
https://suzuri.jp/design_yanagiya/13198836/t-shirt/s/white
アプール。わざととはいえ、カワイイ間違いです。
https://www.etsy.com/jp/listing/1687740291/
frog じゃなくて forg。急いでタイプすると、こうなっちゃうことあるある!
https://suzuri.jp/Chaldea/6744416/t-shirt/l/ash
シソ、じゃなくて「チソ」。
案外「tiso」に何か別の意味があるのかしらと調べてみましたが、「貿易投資支援事務所」「スロバキアの政治家の名前」などしか出てきませんでした。やっぱりただのスペルミス。
https://suzuri.jp/Akuuun/4556163/t-shirt/s/white
子どもが書いた、カニ、じゃなくて「カミ」。
子どものお絵描きやテストのオモシロ解答をTシャツにするのも微笑ましくていいですね!
オリジナルTシャツ幸福堂でも承っていますよ。
こういった「スペルミスTシャツ」を着るからには「わざと間違えているの」という心の余裕と粋なユーモアのセンスを見せたいところですが、本気で間違えていると思われる可能性も大で、それはそれで恥ずかしい。
ファッションの上級テクニックにある「あえて外す」のと一緒で、見る人によって判断が分かれそうで難しいなぁ!
スペルミスTシャツはなかなか上級者向けのおしゃれのようです。