2024/04/11 10:21
「自己肯定感」という言葉をよく聞くようになりました。 さまざまな解釈があるようですが、「私は私でだいじょうぶ」と、自分を受け入れている感覚のことだと私はとらえています。 私は、かなり自己肯定感が低いほうです。とにかく自分を責めやすい。どんなできごとに対しても、良かった点は「できて当たり前」で、至らない点をほじくりだしては執拗に自分を責める、ということをずっとやってきました。 そんな私が、軽い気持ちで始めた習慣があります。 カレンダーに毎日「ごほうびシール」を貼ること。 100円ショップに売っている「よくできました」「やったね!」「すばらしい!」などと書かれた小さなシールを、一日の終わりにカレンダーに貼っていくという、シンプルな習慣です。 始めたきっかけは、毎日がとにかく辛くてたまらなかった。しんどい一日を終えた自分を誰かに褒めてほしかった。そんなことだったと思います。 カレンダーも今年で4冊目。最初は「全然できてないし」「なにもすごくないし」などと言い訳していたのですが、3年以上も続いていることを思えば、けっこう楽しいのだと思います。 そして、この3年で私の気持ちに変化が生まれました。 「すごい!」と自分に声をかけることに慣れたのもあると思いますが、「今日は何もしてないけど、よくできました!」といったように、抵抗なくシールを貼るようになりました。 どんな一日を過ごしても、何も結果を出していなくても、一日を終えただけでスバラシイ!と、無条件に自分を認められるようになったのです。 自分を責めやすい気質はまだ残っていますが、その頻度はずいぶん減りました。いつもなら確実に自分を責めているような場面でも、「よくやったよワタシ!」と声を大にして言い、あえて至らなかった部分には触れない、ということができるようにもなりました。 これは、私にとってはとても大きい。大げさかもしれないけれど、「生きやすくなってきた」と感じます。 ちっちゃなシールにこれだけの力があるのなら、毎日身に着けるものにポジティブな言葉を載せていくというのも、同じように自己肯定感を上げる効果があるのではないでしょうか。 例えば、Tシャツにポジティブな言葉をプリントするのもひとつ。日本語だと気恥ずかしさがあるかもしれませんが、外国語なら採り入れやすそうです。 よくできました!おみごと!でかした!ごくろうさま!などのポジティブな意味にあふれているwell done。 一日の終わりにこのTシャツを着れば、今日も頑張った自分を労えそうです。 「自己愛クラブ」を立ち上げて、「自分に優しくするぞ!」と周囲に宣言するのもひとつ。 どうせなら幸せなほうを選ぼう。幸せは自ら選びとるもの。 I am enough. 私は私でじゅうぶんなのです。それ以外の何者にもならなくていい。 感謝の気持ちは大切。毎日「ありがたく思うこと」を数えていくと、自然と今あるものに満足できるようになって、幸福度が上がるそうです。 幸福堂では、Tシャツ・スウェット・トートバッグ・缶バッジなどへのプリントサービスを行っています。いつも頑張っている自分にかけてあげたい言葉をプリントして、身に着けてみませんか?きっと良い変化が起こるはずです。